※以下は、1月27日にFacebookに投稿した内容とほぼ同じです。
先週末の1月25日(金)は、「歴史編集者懇談会」という会合の 第172回目の例会がありました。
私は昨年の3月から仲間に入れていただいたばかりで、うまく説明 はできないのですが、歴史書を編集している編集者の自主勉強会と いったものです。
あくまで、個人での参加というのがポイントかもしれません。隔月 で例会を開催しております。
1月は、「歴史図書賞」の選考・発表ということになっておりまし た。
この「歴史図書賞」の説明は、この会の幹事役をやっている永滝稔 さん(有志舎)が、先日、以下のフェイスブック上で説明なさって いるので、そちらに譲ります。
... http://www.facebook.com/ minoru.nagataki
(リンクを張ったことになるか、不安ではありますが・・・・)
で、このたび、『自由民権運動史への招待』(安在邦夫著)http:// www.yoshidapublishing.com/ booksdetail/jiyuminken.html が、本賞を受賞しました!
上記の永滝さんの説明にあるように、「内輪の会の賞ではあります が、口うるさい同業の編集者に仕事を認めてもらえるというのは嬉 しいもの」!
賞状と副賞(電子メモ帳)をいただきました(受賞作と並べた写真 をアップしました)。
賞状の宛名が「吉田真也」であることは、上記のように、「個人で の参加」であることを示しています。私の場合「吉田書店」=「吉 田真也」なのでしょうが、他の方々は、社の代表としてではなく、 あくまで編集者個人として参加しているわけです。
ちなみに、この「歴史編集者懇談会」は2013年で30周年との こと。
金曜日の会では、その記念誌も配布されました(写真に映っている 黄色い冊子)。それによると、この勉強会は、1983年に、有斐 閣、岩波書店、青木書店、法政大学出版局、三省堂、校倉書房、東 京大学出版会、日本評論社に属す8人でスタートした会のようです 。その後、会員は入れ替わりながらも、現在まで続いているのは本 当にすごいことだと、会員歴1年弱の私は、率直に感じました。会 員の皆さま、どうぞ今後とも宜しくお願い致します!
ちなみに、「歴史図書賞」の過去の受賞作をここに転記(先日、これまでの受賞一覧を幹事の方から頂戴したので)してみます (懇談会は1983年スタートですが、この賞は1994年から) 。
。
「歴史書」という括りでも、多種多様な作品です。これらを編集し た人間が集まっているのが、「歴編懇」であるとも読み取れますね 。
私は昨年の3月から仲間に入れていただいたばかりで、うまく説明
あくまで、個人での参加というのがポイントかもしれません。隔月
1月は、「歴史図書賞」の選考・発表ということになっておりまし
この「歴史図書賞」の説明は、この会の幹事役をやっている永滝稔
... http://www.facebook.com/
(リンクを張ったことになるか、不安ではありますが・・・・)
で、このたび、『自由民権運動史への招待』(安在邦夫著)http://
上記の永滝さんの説明にあるように、「内輪の会の賞ではあります
賞状と副賞(電子メモ帳)をいただきました(受賞作と並べた写真
賞状の宛名が「吉田真也」であることは、上記のように、「個人で
ちなみに、この「歴史編集者懇談会」は2013年で30周年との
金曜日の会では、その記念誌も配布されました(写真に映っている
ちなみに、「歴史図書賞」の過去の受賞作をここに転記(先日、これまでの受賞一覧を幹事の方から頂戴したので)してみます
。
「歴史書」という括りでも、多種多様な作品です。これらを編集し
★第1回(1994年)
本賞:土井正興著『スパルタクスとイタリア奴隷戦争』法政大学出 版局
奨励賞:石井寛治著『情報・通信の社会史』有斐閣
★第2回(1995年)
本賞:『歴史激流 楊寛自伝』東京大学出版会
奨励賞:阿部猛他編『日本古代史研究事典』・佐藤和彦他編『日本 中世史研 究事典』東京堂出版
特別賞:新保博著『近代日本経済史』創文社
★第3回(1996年)
本賞:メアリー・ベス・ノートン他著『アメリカの歴史』全6巻, 三省堂
奨励賞:ジョージ・ケナン著『シベリアの流刑制度』Ⅰ・Ⅱ,法政 大学出版局
★第4回(1997年)
本賞:マリア・ミース著『国際分業と女性』日本経済評論社
奨励賞:いいだもも著『20世紀の〈社会主義〉とは何であったか 』論創社
★第5回(1998年)
本賞:永原慶二著『荘園』吉川弘文館
奨励賞:日本の戦争責任資料センター編『シンポジウム・ナショナ リズムと「慰安婦」問題』青木書店
★第6回(1999年)
本賞:西嶋定生著『倭国の誕生』東京大学出版会
奨励賞:日本歴史学会編『日本史研究者辞典』吉川弘文館
★第7回(2000年)
本賞:ただえみこ著『唄で命をつむいで』青木書店
奨励賞:黒田和子著『浅野長政とその時代』校倉書房
東島誠著『公共圏の歴史的創造』東京大学出版会
★第8回(2001年)
本賞:杉仁著『近世の地域と在村文化』吉川弘文館
奨励賞:須磨千穎著『賀茂別雷神社境内諸郷の復元的研究』法政大 学出版局
★第9回(2002年)
本賞:佐原真著『銅鐸の考古学』東京大学出版会
奨励賞:歴史学研究会編『歴史学における方法的転回』(現代歴史 学の成果と課題1)青木書店
『幸徳秋水』『堺利彦』(平民社百年コレクション1,2) 論創社
★第10回(2003年)
本賞:永原慶二著『20世紀日本の歴史学』吉川弘文館
奨励賞:小林正美著『唐代の道教と天師道』知泉書館
暉峻衆三編『日本の農業150年』有斐閣
★第11回(2004年)
本賞:永原慶二著『苧麻・絹・木綿の社会史』吉川弘文館
奨励賞:鹿野政直『現代日本女性史』有斐閣
★第12回(2005年)
本賞:金原左門著『近代日本のサブリーダー』日本経済評論社
奨励賞:村串仁三郎著『国立公園成立史の研究』法政大学出版局
佐々木潤之介著『江戸時代論』吉川弘文館
★第13回(2006年)
本賞:大谷 正著『兵士と軍夫の日清戦争』有志舎
奨励賞:深谷克己著『江戸時代の身分願望』吉川弘文館
★第14回(2007年)
本賞:石井寛治著『経済発展と両替商金融』有斐閣
奨励賞:小澤卓也著『先住民と国民国家』有志舎
★第15回(2008年)
本賞:佐原徹哉著『ボスニア内戦』有志舎
奨励賞:木畑洋一・車河淳編『日韓歴史家の誕生』東京大学出版会
吉田 徹著『ミッテラン社会党の転換』法政大学出版局
特別賞:栗原哲也著『私どもはかくありき』日本経済評論社
★第16回(2009年)
本賞:永原陽子編『「植民地責任」論』青木書店
奨励賞:西洋中世学会編『西洋中世研究』知泉書館
阪田安雄編著『国際ビジネスマンの誕生』東京堂出版
★第17回(2010年)
本賞:大門正克ほか編『高度成長の時代』全3巻 大月書店
奨励賞:遅塚忠躬『史学概論』東京大学出版会
★第18回(2011年) 同票数のため本賞2点
本賞:穴倉佐敏編『必携古典籍・古文書料紙事典』八木書店
本賞:鈴木多聞著『「終戦」」の政治史 1943~1945』東 京大学出版会
本賞:土井正興著『スパルタクスとイタリア奴隷戦争』法政大学出
奨励賞:石井寛治著『情報・通信の社会史』有斐閣
★第2回(1995年)
本賞:『歴史激流 楊寛自伝』東京大学出版会
奨励賞:阿部猛他編『日本古代史研究事典』・佐藤和彦他編『日本
特別賞:新保博著『近代日本経済史』創文社
★第3回(1996年)
本賞:メアリー・ベス・ノートン他著『アメリカの歴史』全6巻,
奨励賞:ジョージ・ケナン著『シベリアの流刑制度』Ⅰ・Ⅱ,法政
★第4回(1997年)
本賞:マリア・ミース著『国際分業と女性』日本経済評論社
奨励賞:いいだもも著『20世紀の〈社会主義〉とは何であったか
★第5回(1998年)
本賞:永原慶二著『荘園』吉川弘文館
奨励賞:日本の戦争責任資料センター編『シンポジウム・ナショナ
★第6回(1999年)
本賞:西嶋定生著『倭国の誕生』東京大学出版会
奨励賞:日本歴史学会編『日本史研究者辞典』吉川弘文館
★第7回(2000年)
本賞:ただえみこ著『唄で命をつむいで』青木書店
奨励賞:黒田和子著『浅野長政とその時代』校倉書房
東島誠著『公共圏の歴史的創造』東京大学出版会
★第8回(2001年)
本賞:杉仁著『近世の地域と在村文化』吉川弘文館
奨励賞:須磨千穎著『賀茂別雷神社境内諸郷の復元的研究』法政大
★第9回(2002年)
本賞:佐原真著『銅鐸の考古学』東京大学出版会
奨励賞:歴史学研究会編『歴史学における方法的転回』(現代歴史
『幸徳秋水』『堺利彦』(平民社百年コレクション1,2)
★第10回(2003年)
本賞:永原慶二著『20世紀日本の歴史学』吉川弘文館
奨励賞:小林正美著『唐代の道教と天師道』知泉書館
暉峻衆三編『日本の農業150年』有斐閣
★第11回(2004年)
本賞:永原慶二著『苧麻・絹・木綿の社会史』吉川弘文館
奨励賞:鹿野政直『現代日本女性史』有斐閣
★第12回(2005年)
本賞:金原左門著『近代日本のサブリーダー』日本経済評論社
奨励賞:村串仁三郎著『国立公園成立史の研究』法政大学出版局
佐々木潤之介著『江戸時代論』吉川弘文館
★第13回(2006年)
本賞:大谷 正著『兵士と軍夫の日清戦争』有志舎
奨励賞:深谷克己著『江戸時代の身分願望』吉川弘文館
★第14回(2007年)
本賞:石井寛治著『経済発展と両替商金融』有斐閣
奨励賞:小澤卓也著『先住民と国民国家』有志舎
★第15回(2008年)
本賞:佐原徹哉著『ボスニア内戦』有志舎
奨励賞:木畑洋一・車河淳編『日韓歴史家の誕生』東京大学出版会
吉田 徹著『ミッテラン社会党の転換』法政大学出版局
特別賞:栗原哲也著『私どもはかくありき』日本経済評論社
★第16回(2009年)
本賞:永原陽子編『「植民地責任」論』青木書店
奨励賞:西洋中世学会編『西洋中世研究』知泉書館
阪田安雄編著『国際ビジネスマンの誕生』東京堂出版
★第17回(2010年)
本賞:大門正克ほか編『高度成長の時代』全3巻 大月書店
奨励賞:遅塚忠躬『史学概論』東京大学出版会
★第18回(2011年) 同票数のため本賞2点
本賞:穴倉佐敏編『必携古典籍・古文書料紙事典』八木書店
本賞:鈴木多聞著『「終戦」」の政治史 1943~1945』東
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