2010年9月12日日曜日

「こどものにわ」東京都美術館

江東区の木場公園内にある東京都美術館に、家族3人で出かけた。私は午前中は会社で仕事をしたので現地集合で。
「こどものにわ」という企画展示を観たかったためだ。
子どもが、実際に触れて楽しめる現代美術、ということ。「現代美術」だから「という言い訳でもないが」なかなか文章で説明は出来ないのが悔しい。自分の身体を動かし、それが作用して別のところにある何かが動く・・・・・、このことは子どもにとってすごく不思議でわくわくすることなのかもしれない、と思った。たとえば、こうだ。自転車をペダルを漕ぐと、その動力で発電する、ということを考えてみる。ボールを蹴ると飛ぶ、友達と相撲をとる、鉄棒で逆上がりをする、というのとは違う「達成感」があるのではないだろうか。
そんなことを感じた、小さな企画展だった。
ついでに常設展も観てきたが、観るものすべてに対し、子どもは「で、これはどういうこと?」という質問。ごもっともだ。私だって、同じ思いを持つが、ついつい「これは現代美術」なんてことで納得させようとしているんだから。
おそらくは、ただただ素直に作品に接し何かを感じればそれでいい、のだろうが、やはりいつの間にか、6歳のわが娘も「答え」を求めたい衝動に駆られてしまっているのかもしれない。

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