2011年4月3日日曜日

独立するということ

このブログもだいぶ間が空いてしまった……。
この期間、大きな決断をすることになった。
新しい社を立ち上げるかどうか、ということをあれこれ悩み続けたのである。思考は廻った。行きつ戻りつだった。
それで、どうしたか。
新しい出版社を自分で立ち上げることにした。
どれだけ大変なことか、無謀なことか・・・それは他人に言われるまでもない。
しかし、決めた以上、精一杯、そして何より“楽しく”やることだけだ。
結果は後から付いてくると信じたい。

独立する、ということ、それは「決断」と「責任」を自分で担う、という意思があるかどうか、かもしれない。
独立へ向けた準備をしながら、日々、そのように感じた。
事務所を借りる、出資金を払い込む、法人化の手続きをする、備品を買う……。
そして、お世話になる〔なった)方々へ御挨拶すること、そこでは私という個人が試されているのだと思う。
31日に、これまでお世話になった会社とはお別れした。
社長以下、社員の皆さんに、終業後、社内の打ち合わせテーブルで、お別れの宴を催していただいた。
葡萄酒で乾杯。2年9カ月の間、同じ空間で時間を共にしたという事実は大きい。
最後にこうしてお別れの「儀式」をしていただいたことに何よりも感謝。

1日は、静かに自宅のある八千代市で過ごした。新しい事務所に電話がまだ通じない、というのも一つの理由。
そして何より、(脱力感で)身体が都心に向かわな買った、というのが正直なところだろうか。
2日(土)は、31日にお別れしたはずのK社長の好意で、「引っ越し作業」完了。新しい事務所を、見ていただく。
ここで、精一杯働き、時折、笑顔でお会いするのが、何よりの恩返しなのかもしれない。
これからも引き続き見守っていただきたい。

0 件のコメント: